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2014年07月06日

ブロローグ


それは梅雨が明けて、まだ一週目の
ムンとした暑さが始まる
夏の入り口のブロローグのような
6月30日の出来事だった…


私はいつもの馴染みの彼から
一通の招待状を渡された…



これを渡す時に彼は…
「君の面倒は、もう、僕では見れないよ…ジュリ…
君は…もっと…僕よりも…器の広い場所へ行くんだ…」

と、言ってるように思えたの…
(実際「深爪さーん、胃に穴が開いてた場合は入院だから、ここより総合病院に行こうねー」)


私は…あなたが良いっ‼︎
あなたが良いのに…なんて思いながら…
その招待状を持って

総.合・病・院へ…


そこの内科消化器科って所に…イッた…

そこで2回目のカメラ撮影…


何処から来たかわからないような…

若そうな医師の目の眼光が私の目を突き破り、まるで私の前頭葉にまで…
「お前の体をこれから俺が見てやる」
そう言われているようで…

私の胸が、熱くなった時に



その医師の側に居た
看護婦らしき看護婦が
「深爪さぁん?今日は車で来た?車で来たなら全身麻酔したら今日中車を運転できないよー。その代わり、喉だけの麻酔なら車運転して帰れるよ。」と



…言った。

馴染みの彼の時でのカメラ撮影は
全身麻酔で、寝てる間に終わったのに…

でも、帰りに車を運転できないのはイヤン…

私は…看護婦らしき看護婦に
もしも…
もしも…
部分的に薬品を入れると…
キ…キツイのかな?…
と聞くと…

看護婦らしき看護婦は
「うーん、でも10分15分ぐらいのガマンで済むからね〜」
となんともクールな言い方…


私は「はぁん〜\(//∇//)\どぉしよう〜。痛いかなぁ〜\(//∇//)\怖いかな〜?」
と飽きれる看護婦らしき看護婦に10分ぐらいクネクネして聞いて

看護婦らしき看護婦が
「ちょっと胃カメラ待ってもらいましょうか〜?」と言った時に

さっきの若そうな若いような
気の強そうなSっ気の医師が
「なんだと?」と私の黒目の黒点を焦がす太陽光発電ばりの目力で私を見る。

私はもぉ

自分の怖いとか

痛いのかな?とか

そんな不安を全部胃に呑みこみ

とうとう、全身麻酔なしで

胃の撮影会をする事に決めた。


そもそも私は

なんでも胃に流して来た…

幼少期はティシュペーパーとか
わけわからない虫。

時には鼻◯そも味見した…

酒もチャンポンは当たり前。

随分かわ胃そうな事をした…


診察室のすぐ隣が胃カメラ室で

私はブラを脱がされ

透明の液体の呑まされた…

だんだん撮影会が近づいて来る…


先ほどの医師が先っちょの光った
黒グロしい棒カメラを持って
私の側に来た…

さっきの看護婦とは違う
事務叔母さん風看護婦が
「はい、喉の麻酔するから口を開いて〜」と言う。

もぉ私は上の口を開けば良いのか

下の口を開けば良いのかわからないようでわかっていた…

上の口だ…



上の口を…









続く



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この記事へのコメント
ぃよっ!!
待ってました!!

続き方が
さすがやね~♪
勉強になるっす( ̄ー ̄ゞ-☆
Posted by おくさん at 2014年07月06日 17:45
いやいや
先駆者がいたからこそ
私も真似てみようと思えたのです…
(小説の帯の解説風に)
Posted by 深爪深爪 at 2014年07月06日 21:44
 
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