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2011年12月21日
34回目の年末
明日は雨だと言いながら
薄雲の隙間に見える星に
思わずしく洗濯物を干してみた。
タオルから薫る石けんの匂い。
網戸から聞こえるこの時期ならではの歌の特番のテレビが悲しくさせる。
時間だけが
私を置いてけぼりにして過ぎて行くような。
時折子供達のケンカの声や笑い声も聞こえるが、今日はそれすらも他人事のような気がした
ふと、考える前に
子供の声が現実に戻して行く
はいはいって、こぼしたものを拾い
はいはいと話しを聞いて
物思う暇もなく、やがて寝る前に旦那が帰り、感情もなくコンロに火を付けて温めて出す頃にはグチしか出ない。
何日も何日も何年もそんな日々を過ごしている。
ポジティブ、ネガティブとは何だろう?と考えた時
この疑問こそがネガティブではないかと思った。
幸せって何だろう?
生きるって何だろう?
その立ちどまりこそがネガティブではないかと。
ポジティブとはその疑問が無い事ではないかと。
考える暇もなく、忙しく、あるいは答えを見つけて、それを信じる事。
信じる事。
明日は晴れると。
(洗濯物照)
全ての家事を済ませ
深い
深い
息をする。
こんな日も必要なのだ。
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Posted by 深爪 at 20:59