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2010年05月05日

誇り

先ほどの記事を自分で読んでみて
荒々しく、ちょっと危険な文だと思って、一部、その文面のフォローをし
ます。
先ほどの記事では
沖縄県民の気持ちがいかにも
金で解決できる的な内容だった事に
自ら違うと付け加えたいと思います。


私はこの年齢にしては
前の仕事の職業柄、基地について
又、去る沖縄戦を学んで知る立場です。

沖縄県民の当時の生き残りの人がなぜ
当時の話しをしないのか、
それは当時、まるで生地獄だった
日本で唯一の地上戦があまりにも
言葉に出来ない残酷なものだったんだと学んだからです。
例えば、狭く熱い壕の中で
ちぃさい子供がおばあちゃんに黒糖をちょうだいと方言で話すと
日本兵に銃をむけられる。
方言を使うのはスパイだからと。
それを訂正して違うよ。この子は
黒糖をくれと言っていたんだよ。
と言うと、日本兵はではこの黒糖をよこせと住民から食糧を奪う。
狭く熱い壕で赤ちゃんが泣けば
敵に見つかるから我が子を殺せと
日本兵どころか同じ壕にいる隣近所だった仲の良かっ人にも責められる。
若い人は即戦力として
男も女も前線にかきだされる。

沖縄戦の本を読んでいると
沖縄戦は本土決戦を一日でも引き延ばすための時間稼ぎの作戦だったと言
われている。
悪い言い方をすると
捨て石作戦だったと言われている。

その為に多くの地元住民が巻き込まれたのだ。

目の前で愛する人が死に、
自分の命も保障できない極限な状態だった争いは
二度と起きては行けないのだ。

沖縄の人の誇りとして

あの戦争を連想させるものがあってはならないと、私も、当時の人の意思
を受け継いで訴えていきたいのと
同時に又、様々世界情勢や沖縄の地理的位置を考えると、本当に難しいと
頭を抱えてしまうのです。

そんな中、まだまだ沖縄の人は
本土の人に認められてない部分みたいなのがあり

何にしても沖縄は貧乏、沖縄の道を作ったのは俺たち本土の人の税金で
作ってんだぜ。
みたいな事も言われた事もあり
何となく寂しい思いがしていました。
確かに沖縄は企業の面では本土には劣るかもしれない。
だがそれは言い訳をさせていただくなら、それは温暖な気候面もあるし、
基地面積の問題もあるのだ。
これはしょうがない。

かと言って県民全員がそんな気持ちではない。
在日米軍と結婚して幸せに暮らしている沖縄の人や軍雇用員、地主。
彼からしたらまた
基地あってからこそなのだ。

私はその人達を仲間はずれにするつもりもないし、米軍イコール悪いとも
思わない。

しかし、だからと言って
私達は給料も安けりゃ地元住民でありながらなぜ
アメリカ軍が酔っぱらうのに
ビクビクしたり
渋滞した狭い路地を走りながら
傍目に広大な基地面積の中あまり使われてない外人住宅の庭を見なければ
行けないんですか?
と言いたいのだ。

そんな不便さを少しでも解消すべく、
お金で何とかなるわけではないとおもうけど、沖縄は税金をもっと減らし
たり
無駄な基地面積を減らしてほしいと
訴えるのも当然の主張なんだと思うのです。
それが、私のさっきの言う深い理由であり
けして金がほしいわけではないのです。
うーん、分かってくれたかな?










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Posted by 深爪 at 17:18